vol311 2017.6.9

 梅雨本番を迎えるこれからの時期、大雨により心配されるのが「水災害」。本県には、古来より、日本三大暴れ川の吉野川や、那賀川などで洪水による被害が繰り返されるという、先人の労苦と水防の歴史があります。また近年は、雨の降り方が激甚化する一方、少雨による渇水も増加するなど、地球温暖化に伴う新たな局面を迎え、水災害の更なる増加が懸念されています。

 本県では、水管理の「道標」となる「徳島県治水及び利水等流域における水管理条例(愛称:未来へ紡ぐ“OUR(あわ)の水”管理条例)」を全国に先駆けて今年4月1日から施行。条例では、「治水の上に利水が成り立つ」との考え方のもと、「治水」、「利水」をはじめ、川の歴史・文化、災害対応等を学ぶ「水教育」などを柱として、新次元の水管理に取り組むこととしています。

 また、「四国地方における平年の梅雨入り日」である6月5日を「徳島県水防の日」と設定。条例施行元年となる今年の同日には、私も参加し、条例の柱の一つ「水教育」の実践として、県庁で「徳島県水防の日」学習会を開催。浸水が発生した際に出動して水の排除を行う「排水ポンプ車」の見学や、ロープワークなどの実技体験を通じ、子どもたちが熱心に学び・感じる姿から、私も水災害に立ち向かう強い決意を新たにしたところです。

 徳島が誇る水量豊かな吉野川や那賀川は、生命の源である水を絶え間なく与え続け、様々な文化や産業を育み、美しい自然を恵んでくれます。しかし、ひとたび大雨が降れば姿は一変。こうした川の恩恵と水災害の歴史を併せ持つ徳島であるからこそ、私たちは先人から受け継いだ知恵と川への感謝の思いを次世代へ紡いでいく責務があります。

 今後とも、県民の皆様とともに、これまでにも増して、川に親しみを持ちつつ、水防を身近に捉えることにより、「潤いのある安全・安心な生活」を築いて参りたいと考えておりますので、引き続き、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。

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vol310 2017.5.26

 平成27年の国勢調査で、大正9年の調査開始以来、初めて大阪府の人口が減少した一方、東京圏では5年間で51万人も人口が増加。「人口減少」と「東京一極集中」はまさに我が国が抱える最重要課題。この状況を打破しようと、私をはじめ若手を中心とする13県の知事からなる「日本創生のための将来世代応援知事同盟」のサミットを5月20日に徳島市で開催しました。

 サミットには、岩手、宮城、福島、長野、三重、滋賀、鳥取、岡山、広島、山口、高知、宮崎、徳島と13県の知事12名と副知事1名が集結!山本幸三まち・ひと・しごと創生担当大臣のご出席を賜り、「しごとの創生」と「女性活躍」をテーマに熱い議論を交わしました。山本大臣からの「熱意を持って頑張る地方は支援する!」との心強い発言もあり、各知事の熱弁ぶりにあっという間にタイムアップ、飛行機利用の知事さん方は、フライトに間に合わないのでは?とそわそわ!私は、タイムキーパー役のコーディネーターを務めるとともに、女性が子育てや介護をしながら在宅で活躍できる「働き方改革」の代名詞「テレワーク」など、本県の先進的な取組みについて紹介。

 また、会場では「徳島らしさ」も発信!阿波おどりや阿波人形浄瑠璃、阿波藍など「あわ文化」でのおもてなしや、「ICTと言えば徳島!」、徳島と宮崎をテレビ会議システムでつないでの意見交換やスーパーハイビジョン4KによるPR映像の上映、さらには、本県出身の株式会社メディアドゥの藤田恭嗣社長による「徳島愛」にあふれる基調講演が、サミットを大いに盛り上げました。

 そして、サミットの成果として「とくしま声明」をとりまとめ、宣言!若い世代や女性が活躍できる社会づくりに向けた「決意」と「覚悟」を全員で表明し、子育てを支える家庭や地域の大切さをアピールするため、11月19日を「いい育児の日」と定めました。

 フィナーレでは、各県の知事等がぞめきのリズムにのって「阿波おどり」を披露!踊りの渦が日本全体を巻き込む大きな流れとなるように、地方から「我々が変える、日本を変える」との気概を持って今後も取り組んで参りますので、皆さんのご協力よろしくお願いいたします。

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vol309 2017.5.12

 “私が今ここにいることが徳島とドイツとの友好の証です”
 これは、「板東俘虜収容所」にいた元ドイツ兵のご子孫が12年前に来県された時、その若者から直接伺った言葉です。

 「奇跡の交流」と言われ、素晴らしい人道的な処遇が史実として残る鳴門市大麻町の「板東俘虜収容所」。捕虜でありながら生き生きと暮らし、祖国ドイツへ帰った後も、板東の記憶を綿々と伝え、“固い絆”となって今なお息づくとともに、時空を超えた友好交流に熱い想いを寄せるドイツ人の若者がいることに深く感銘を受けたのでした。

 来年は、板東俘虜収容所での奇跡の絆が生んだ、「ベートーヴェン第九“アジア初演”」から100年。また、今年の秋は“板東の史実”を礎として結んだ「徳島県・ドイツニーダーザクセン州友好交流提携」からの10周年でもあります。
 
 歴史的な節目を前に、この10年間の友好交流の総仕上げと、次の新たな10年に向けて更に交流を深めるため、「徳島県ニーダーザクセン州公式訪問団」を結成し、団長として4月23日から28日の間ドイツを訪問してきました。 

 まず、世界最大級の産業見本市である「ハノーバーメッセ(同市はニーダーザクセン州の州都)」の徳島県ブースで本県が誇る「LEDと藍」をテーマとした県内企業の優れた製品をご紹介。“徳島ならでは”の技術を世界へアピールし、ドイツ大手メーカーをはじめ欧州や中東など世界中の来場者から多くの関心と高い評価を頂きました。
 
 そして、私たちの絆の礎である「板東俘虜収容所」での友愛の史実をユネスコ「世界の記憶」に登録することを目指し、正式に共同申請へ向けて合意!ヴァイル・ニーダーザクセン州首相、メドケ・リューネブルク市長と会談し、“世界の記憶”として次代へ繋ぐことで意見が一致。
 
 最終日リューネブルク博物館で行われた「板東俘虜収容所」展覧会では、ドイツ側の資料も拝見するとともに、生のイチゴやハッサクなど県産フルーツやLED夢酵母を用いた日本酒、そして阿波おどりと徳島を存分に楽しんで頂きお互いの“絆”をより深いものに致しました。

 さぁ、次は「お接待の本場」徳島県の番です!今月26日にはヴァイル首相やメドケ市長をはじめニーダーザクセン州公式訪問団が来県されます。徳島が脈々と育む「おもてなしの心」を存分に感じて頂くとともに、「新たな交流の証」が次代へのレガシーとなるよう、県を挙げて温かくお迎えしたいと思います。

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vol308 2017.4.28

 「震度7」の揺れが2度も起こり、「いつどこで、どのように災害が起こるのか分からない」と痛感した熊本地震から1年。各地で地震が頻発する中、本県では、南海トラフ巨大地震を迎え撃つため、全国に先駆けて、津波の影響を受けない海抜約15.6メートルの高台へと県南部の医療拠点「海部病院」を移転。今月15日に完成記念式典を執り行いました。

 新病院は、鉄筋コンクリート造6階建ての免震構造を採用。病室は1床あたりの面積をこれまでの約1.5倍とし、個室も増設。より快適な療養環境を提供します。また、将来の地域医療を担う若手医師や医学生の研究拠点となる「地域医療研究センター」の機能を拡充、「総合診療医の育成道場」としての環境を整えました。

 また、「いざ発災」に備え、太陽光発電や蓄電設備を設置し、医療用電源等の確保に努めるとともに、病院本体と立体駐車場の屋上に「ツインヘリポート」を整備。ドクターヘリによる救急医療の強化とともに、自衛隊や海上保安庁のヘリによる負傷者や物資の大規模搬送が可能となりました。さらに、4階病棟を被災患者を受け入れる災害病棟や災害時ICUとして運用するなど、「先端災害医療拠点」として迅速かつ効果的な「災害医療」を提供します。

 県民の安全安心を守るには、ハードはもちろんソフトも重要。県南地域で深刻な医師不足を解消するため、平成28年12月に、県は那賀町、牟岐町、美波町及び海陽町の関係4町と新たな医療提供体制「海部・那賀モデル」推進協定を締結。新・海部病院が中核となり、地域の公立医療機関が、医療従事者の相互交流やICTの活用によるネットワークの構築、医療機器の共同調達などを行い、診療体制の充実を図ります。

 完成記念式典の後に行われた内覧会には、多くの地域の皆さんにお越しいただきました。開院はゴールデンウィーク明けの5月8日。地域に開かれた頼れる病院として、県南の命を守る拠点として、「助かる命を助ける」ためにしっかりと役割を担って参りますので、今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いします。

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vol307 2017.4.14

 新年度が始まり2週間。進学、職場の異動、引っ越し、歓送迎会と、慣れない新天地で忙しい毎日を送っておられる方も多いことでしょう。こんな時期は、朝起きるのもつらく、寝過ごして、バス停に着いたら1分遅れ。「もう行ったかな?」と悩むこともありますよね。

 ご安心ください!これからは、その様なことはもう無くなります。「バスを利用したい」、「でも経路や便数がわからない」、「時間どおりに来るかな」、そんな思いに応える、「とくしまバスNavi いまドコなん」が登場!

 スマートフォンやパソコンから無料、簡単操作で、徳島駅を発着する徳島バスと徳島市バスの「バスの接近情報」、「待ち時間」がリアルタイムで確認できるほか、目的地までの「時間や経路」が検索できる優れもの。また、現在地から最寄りのバス停を検索できる便利機能や、外国人旅行者にも使っていただけるよう多言語表記も備えています。さらに、4、5月の2か月間は、運用開始を記念して、「運賃半額・利用促進キャンペーン(高速バス、空港リムジンバスを除く)!」も実施しています。

 「いまドコなん」は4月1日から運用を始めたばかりですが、アクセス数は既に3万件を超え、ご好評いただいております。これからも、利用者の方々のご意見をお聞きし、私たちの日常の足であるバスが、もっと気軽で便利なものとなり、多くの皆様にご利用いただけるよう取り組んで参りますので、ご理解、ご協力お願いします。

 バス待ちの不安やイライラを解消して、「Time is Money(時は金なり)」。貴重な時間を上手に使いたいですよね。「いまドコなん」が、バスの情報提供とともに、皆さんに心のゆとりをもたらし、ほっこりする温かな幸せを届けられますように!


→とくしまバスNavi「いまドコなん」

http://www.pref.tokushima.jp/docs/2017030300121/

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vol306 2017.3.25

 桜のつぼみも膨らみ、春はもうすぐ。「どこか旅行に出かけようか」と考えている方に朗報!JRグループ6社と地方自治体などが協力して実施する、国内最大級の大型観光キャンペーン「四国デスティネーションキャンペーン」がいよいよ4月1日から開始。四国を舞台にしたJRの大型キャンペーンは実に14年ぶり!

 特に注目なのが、新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」。香川県の多度津駅・琴平駅から本県三好市の大歩危駅の間を走行する列車のコンセプトは「おとなの遊山(ゆさん)」。「遊山」とは、昔、徳島の子どもたちが春の節句の時期に山や野原にお弁当を持って出かけた行事のこと。大歩危駅発の列車では、地元食材にこだわった料理を三段の重箱「遊山箱」に詰め、「千年ものがたりオリジナル版」として提供。四季を感じる列車の旅は「おとなの遊山」を存分に楽しむことができます。

 本キャンペーンは国内外から徳島を訪れる多くのお客様に、徳島の魅力をより体感していただく、絶好のチャンス!そこで本県では4月から半年間、「ときめき★あわ旅~あわ文化体感博~」を開催!東京オリ・パラのエンブレムカラーに採用された「JAPAN BLUE」の象徴・阿波藍や阿波人形浄瑠璃、さらにはアニメなど、徳島ならではの「あわ文化」を実際に体験していただき、さらなる「徳島ファン」の獲得につなげていきます。

 また、列車で最寄り駅まで到着したら、目的地まではタクシーを利用される方も多いはず。そこでタクシー利用者が増えるこの機会に、県では「安全運転」「接客マナー」「徳島の観光知識」の研修を受け、試験に合格したタクシー運転手を「徳島県おもてなしタクシー運転者」として認定する制度を創設。「すだちくん」が描かれた認定ステッカーを掲示したタクシーで、観光客の皆さんの快適な「あわ旅」をサポートします。

 キャンペーン期間中、四国各地でさまざまなイベントが開かれます。この機会に皆さんも「まけまけいっぱい(阿波弁で、あふれるほどいっぱい)」の「あわ文化」を体感しに来ませんか。

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vol305 2017.3.11

“若き将来の映画人が「あの映画祭がきっかけだった」という三日間になる”
 3月3日~5日、映画をつくるための映画祭「徳島国際短編映画祭2017」を開催、県内外から約6,500名の方にご来場いただきました。

 第2回となる今回、開催毎に進化する映画祭として、総合ディレクターの「菱川勢一」さんが設定したテーマは「映画音楽」。オープニングでは「第九」を題材に、徳島での“アジア初演”の史実を描く「百年の火花」を上映。

 音楽となれば、「とくしま記念オーケストラ」の出番!ということで映画上映に合わせてすべて生音源で演奏するという難題「シネマオーケストラ」に挑戦することに。上映作品は、約50年前に現在の記念オケの音楽監督「秋山和慶」さんが、漫画の神様「手塚治虫」さんに懇願され、生オケで演奏した縁のあるブルーリボン賞受賞作「展覧会の絵」に決定。

 とはいえ、この作品が公開されたのは1966年。ここは「4K先進県」の面目躍如と、菱川さん率いるドローイングアンドマニュアル監修により「展覧会の絵」を4Kで高画質化。気鋭の作曲家「長山善洋」氏が新たな息吹を吹き込んだメロディーを、記念オケと徳島少年少女合唱団のコラボで生演奏するという、この映画祭でなければ出来ない組み合わせの「シネオケ」として現代に蘇りました。

 菱川さんが「あきらめかけたこともあった」と語った様に、ほとんどのオーケストラがやりたがらない難題、すべて生音源による生演奏が信じられない程に映像と調和!上映後の会場は「ブラボー!」の声とともに拍手喝采の嵐となり、「これは事件だ!」との賞賛のお言葉もいただきました。

 さらに徳島で生まれた映像の数々や徳島ゆかりのクリエイターのトークショー、札幌国際短編映画祭の作品上映など、まさに「映画を創るなら徳島!」となる三日間になりました。今後とも、エンターテインメント「創造・気付きの場」徳島を進めて参りますので皆さんのご協力をよろしくお願いいたしますね。

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vol304 2017.2.25

第一次世界大戦中、現在の鳴門市に置かれた板東俘虜収容所では人道的運営がなされ、ドイツ兵と地元の人々との交流が実現。ドイツ兵たちが故郷に帰る前に感謝の思いを込めて演奏したのがベートーヴェンの交響曲第九番でした。これが「第九」アジア初演となり、来年で100年を迎えます。本県では、来たるべきメモリアルイヤーに向けて、昨年から大規模な第九演奏会を開催しており、ホップ・ステップ・ジャンプの「ステップ」に当たる今年、2月12日に開催した演奏会では、これまで育まれた第九の歴史に新たな感性をプラスして「進化する第九」にチャレンジしました。

 合唱団は小学生からシニアまで、全国各地から2,000人超が集結!世界的な指揮者である秋山和慶さんを音楽監督に迎え、全国初、2度目の国民文化祭を機に結成した、プロの音楽家から成る「とくしま国民文化祭記念管弦楽団」の奏でる音色にのせて、高らかな歓喜の歌声が会場に響き渡りました。この日のために練習を重ねてこられた皆さんの美しい歌声と迫力は圧巻!1,300人の観客の皆さんとともに酔いしれました。

 アンコールでは、バーチャルシンガーの「初音ミク」さんが世界初、発展途上の技術、ミストプロジェクションシステム「Thru Graph(スルーグラフ)」で光臨!徳島の空や海、阿波藍をイメージした青色の特別衣装を身にまとって、第九の曲に瀬戸内寂聴さんが徳島オリジナルの歌詞をつけた「ふるさと賛歌」を合唱団の皆さんと歌い、来年の「ジャンプ」100周年をPRしてくれました。

 アジア初演100周年を迎える来年は、4K映像やAIをはじめとした最先端技術との融合など、「徳島でなければ体験できない」さらに進化する演奏会にする予定です。「自分さえ良ければ」という考えに世界が流れつつある今、「第九」アジア初演に込められた「人道と博愛の精神」を徳島から世界に発信します。「世界は一つ!」この思いを込めて、第九の聖地・徳島で「歓喜の歌」を歌いませんか。「第九アジア初演、100周年」徳島へCome on!

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vol303 2017.2.11

 旅の醍醐味は「非日常」。幼い頃、近くの友達の家に泊まって、そこから自宅を見たときの新鮮な感覚、憶えありませんか?

 昨年、外国人観光客は2,403万9千人と急増。国では、東京オリパラの2020年に4千万人の誘客目標を立て、インバウンドを推進しています。一方、旅行者が東京-大阪・神戸を結ぶ通称“ゴールデンルート”へ偏り、大都市圏の宿泊施設はパンク状態に。 

 その「処方箋」として注目を集めるのが、民家やマンションなどの空き部屋を活用する「民泊」。地域にインバウンドを呼び込む「新たな受け皿」として、国の規制改革会議でも重要テーマとして議論され、「民泊新法」はじめ、環境整備が検討されています。

 本県では、国の動きに先んじて取組みが進行中。H28年4月に“全国初”の「徳島県規制改革会議」を創設。その提言を受け、9月県議会では「旅館業法施行条例」を改正、規制緩和を具現化。また、去る2月3日には気運醸成のためのシンポジウムを開催、3月には「民泊体験モニターツアー」も予定しております。

 また、南海トラフ巨大地震を見据え、平時は「民泊」、発災時には「避難所」として“繋ぎ目なく”利用する“徳島ならでは”の「シームレス民泊」を提唱。阿南市新野町で推進協議会が立ち上がり、先月27日に阿南市と「災害時の避難者の受入れの協定」を締結。私も立会人として参加させて頂き、今春開業の予定に向け順調に取組みが進みます。

 宿泊はもとより、「その地域ならではの生活・文化」を体験できる「民泊」。私たちの普段の習慣が、方言が、来訪者にはみずみずしく映ります。民泊は、観光誘客、既存ストック活用、防災、そこからの移住など、地方創生の切り札となるもの。そして、徳島の「お接待の文化」は、来訪いただいた皆様に満足をもたらします。今後とも、民泊の全国モデルを徳島から発信して参りますので、皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたしますね。

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vol302 2017.1.28

 去る1月20日、安倍総理は施政方針演説で「水素エネルギーは、エネルギー安全保障と温暖化対策の切り札であり、日本で未来の水素社会がいよいよ幕を開ける」と述べられました。本県も早くから注目し、導入に取り組んでいる水素エネルギーはCO2を排出しない究極のクリーンエネルギー。「脱炭素社会」を実現する大きなカギとなります。

 平成27年12月、「今世紀後半に温室効果ガス排出の実質ゼロ」を目指し採択された「パリ協定」が昨年11月に発効、世界が脱炭素社会に向けて進み始めています。世界の動きを先取りし、日本をリードしていくため、本県では今後の気候変動対策のバイブルとなる「徳島県脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例」を昨年10月に制定、今月1日から施行となりました。

 そこで、本条例を皆さんに、より知っていただくため愛称を募集。次代を担う大学生の意見を取り入れ「すだちくん未来の地球条例」に決定!今月31日には条例制定を記念しフォーラムを開催します。県としては初の「カーボン・オフセットイベント」として、会場室温の20度設定や部分消灯、来場者の皆さんにも公共交通機関の利用やマイボトルの持参をお願いするなど、CO2排出削減に取り組み、それでもなお発生するCO2は、県内の森林整備による吸収量で埋め合わせます。

 また、環境問題をより身近に感じていただき、一人ひとりのライフスタイルを地球環境に優しいものへと転換するため「未来の地球とあなた」をテーマとした「エコ川柳」を募集中!皆さんが取り組んでいる「地球にええこと」を「五・七・五」のリズムに乗せてみませんか? 

 パリ協定について、アメリカで不透明な動きがありますが、徳島発の条例により、脱炭素社会の実現に向けた日本の、そして世界の意識が変わることを期待し、今後も取組みを加速して参りますので、皆さんのご理解、ご協力をお願いします。

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